いまだに引責辞任という言葉をメディアで見掛けるが、引責辞任など存在しない。
問題を解決しない辞任は、ただの逃げであり「責任の放棄」であって、「引責」では無い。
その人間が辞めた所で、問題が解消される訳でも無く、原因が究明される訳でも無い。
大抵の場合、
「その責任の追求から逃れる為に辞める(逃げる)」
「それ以上 問題を継続・拡大させない為に辞めさせられる」
「原因(上の人間の責任(判断・都合))を解明させない為に 辞めさせられる」
だけであって、何ら責任などとってはいない。
そもそも
「その地位を退いたからと言っても、その地位に居た間に発生した責任は消えない」。
もう辞めました。だから責任も消えました。
とはならない。
「現役か引退しているか」など関係無い。
自分が責任者である間に発生した問題は、たとえ引退・辞任したとしても、
その問題解決(解明)に責任を尽くさなければならない。