絶望する人々。そして陰謀論を信じる人々

フィクション(宗教やスピリチュアルなども含む)
の知識しか持っていない人間は

ほんの少し努力しただけで結果が出ないと
すぐに絶望してしまう

フィクションの中では
ほんの数ページ、ほんの数十分で
すぐに強くなり、賢くなり、強敵を撃破し
すぐに一番になれる

おかしい
自分が持っている情報と現実が合わない
(努力しても報われない)

これは誰かが邪魔しているに違いない

悪魔が邪魔しているに違いない
政治家が、金持ちが、権力者が、黒幕が、神が、誰かが、
邪魔しているに違いない

(これらは深層心理の段階で処理されている為
 ほとんどの人間はそれを自覚する事は出来ない)

現実の知識を持っていない人間は
『目的を実現する為に必要な自分の労力』が分からない

『労力が足らない』『やり方が間違っている』
に到達する前に、お手軽なフィクションの嘘を信じてしまう

『才能さえあれば、ほんの少しの努力ですぐに一番になれる
 なれないのはお前に才能が無いからだ』

フィクションの99%は嘘であり
『嘘の手法』では目的を実現する事は出来ない

例えフィクションといえども
『現実の問題解決』を描かなければならない

『嘘の手法』は
創作者や消費者の意思とは無関係に『洗脳』になってしまい
個人の能力を矮小化させ
社会全体を弱小化させてしまう