社会に問題が起こる構造 金持ちと庶民の思考の違い

知能の低い人間は
それに伴い観察力と想像力が低い

理解するのに
難解な現実よりも
簡単なフィクションを好み

現実の情報よりも
フィクションの情報が多くなり
フィクションが現実だと信じてしまう


大抵の場合、フィクションの中では

金持ちは
傲慢で自分勝手で
自分の利益の為に善良な民衆を苦しめる

庶民は正直で
思いやりがあり
弱い者同士助け合い
善を尊び、悪徳を憎む


しかし現実では

どちらかと言うと金持ちになる人間は
勉強をし、努力をし、忍耐強く、理性的で、
他者や組織や全体の事を考えて行動する

対して庶民は
目先の利益・快楽を追い求め
勉強が嫌いで、努力が嫌い
忍耐力が無く、すぐに諦め、それを他者の責任にする
(才能や政治や環境 等々)

常に根拠のない噂話を交わし合い

(努力しなくても順位を引きずり下ろせる)
他人の醜聞が大好物


勉強や努力から
フィクションに逃げ込んでいる人間は
勉強や努力を描けず
自分が気持ち良い妄想ばかりを描いてしまう

(キレて暴れて力ずくで問題解決してめでたしめでたし
それは幼児や動物の問題解決手法)

勉強や努力をしている人間に対する妬み僻み劣等感から
勉強や努力をしている人間を悪に仕立てあげ

勉強や努力をしない人間を気持ち良くさせて金を稼ぎ
力 (影響力) を持ってしまう

(『庶民の庶民による庶民の為の娯楽』

 人間はそれを
 フィクション・宗教・スピリチュアル・オカルト
 などと呼んでいる)


現実は

知能の低い人間は
目の前の自分の利益 (不利益の回避も含む) に飛びつき

その結果
生み出される他人への被害などが認識出来ず
様々な問題を引き起こし
常にいがみ合い、争い合っている

(それを抑制する為に
 社会に膨大な量のルール・法が作られ
 正常な部分を停滞させ
 全体の生産性を下げる)


自分と同じように
『自分の利益にしか興味のない人間』
に金や権力を持たせてしまい
結果、自分達が苦しむ事になるが
観察力と想像力が低い為
その因果関係が分からない


赤ん坊や幼児が『不満』を泣き声や態度で表し
保護者に問題解決してもらうように

精神が幼児のままの人間も
自分ではなく『誰か』に問題解決してもらうおうとする

運が悪い
悪魔のしわざ
神の試練
政治が悪い
政治家や金持ちが悪い

= 自分達は悪くない (勉強・努力しなくていい)

そういう人間達は
『スピリチュアル (宗教)』などを作り

自分達と同じ他責の人間から
金や人生を搾取する


大多数を占める『大衆』から敵視されると
金儲けも出来ない上に
非常に生きにくくなる為
大衆に意見出来る人間はとても少ない

対して
大衆を煽て
(正規の手法ではなく)
金や権力を手に入れようとする者は
跡を絶たず

大衆は『数が多い方・声が大きい方』を
正しい意見と認識してしまう
(選挙などで大音量でアピールするのもこれ)