フィクションの中に溢れかえる『虐待』。
誰にも助けてもらえず苦しむ子供。
そこでは
親も教師も行政も
不真面目で不謹慎で自分の都合しか考えない。
自分の利益しか考えられない作者が生み出す
現実には存在しないヒーロー登場。
現実には不可能な問題解決。
子供達は『そんなもの』ばかりを見せられる。
現実に子供を救えても
『それら』は子供の目まで届かない。
救えなかった時
『それら』は大々的に拡散される。
視野の狭い人間は
メディアの情報(与えられた情報)が『世界のほとんど』だと
信じてしまう。
人間はこれを『無知』と呼んでいる。
視野が狭い人間は
持っている情報が少な過ぎる為
自分が無知だと気付けない。
そのほんの一部が世界の全てだと思い込み
情報を発信したり
自己満足ヒーロー物語を描いてしまう。
誰からも『助けてもらう方法』を教えてもらえなかった子供は
誰を信じる事も出来ず
絶対に来ないヒーローを待ち続ける。