主体性⑥ 見ている景色

動物にとって世界 (環境) は、
基本的には『動かせないもの』であり、
環境に従って生きていく事になる。

人間も同じで、
古典的表現で言えば、
20万稼いでいる人間は20万の景色を見、
50万の人間は50万の、
100万稼いでいる人間は100万の景色を見ている。

しかし知能の高い人間や成功者達は、
20万稼いでいる時に100万の景色を見、
100万の時に1000万の、
1億稼いでいる時に100億の景色を見ようとする。

これは収入だけの事ではなく、
学生が部活を頑張っている時、
プロや世界一などを強く意識するのもそれ。

知能の低い人間は『目の前 (もしくは妄想) の景色』を見る。
知能の高い人間は『未来の景色』を見る。

その『まだ到達していない景色』を見ようとする思考行動を、
人間は『主体性』と呼んでいる。