主体性⑤ 人間が努力を嫌う理由

そもそも人間以外の動物は努力などしない。
それは『生きる事』に能力のほとんどを使ってしまうから。

自然界に生きる動物が、
食べ物などを探す・体力を維持するなど
以外にあまり行動しないのも、
突然襲われた時に全力で逃げる、
または戦う体力を残しておく為。
疲れているから、怪我をしているからなど
相手(捕食者や環境)は待ってくれない。

ある程度安全が確保されているからこそ『努力』をする事が出来る。
努力とは『本来 (生きるだけなら) 必要ない行動』。
だから人間はそれを努力と呼ぶ。

知能の低い人間は動物的に行動しようとし、
知能の高い人間は人間的に行動しようとする。