子供の理想を叩き潰す大人達

フィクションと現実の区別がまだつかない子供は、
フィクションを現実だと信じてしまい、
空を飛ぼうと高い場所から飛び降り怪我をしてしまう。

それら危険な子供の妄想を訂正することは大人の役割ではあるが、
子供の理想を叩き潰そうとするのは、
無能な大人の自己保身。

子供の理想とは現在社会の不満の表れ。

つまり、
今の大人達が作っている社会の不備を指摘されている訳であり、
『その責任は今の社会を構築している大人達にある』
と責められている様に感じてしまう。

そこで無能な大人達は
『子供の理想を実現する為の労力』から逃げる為に、
理想を語る子供を必死になって叩き潰そうとする。

他人(自分)の夢や理想を否定しようとする人間も、
同じ原理で動いている。


(知能の低い人間は、
一度脳に書き込んだ情報を修正する事がほとんど出来ず、
自分が正しいと信じてきた情報の間違いを指摘されると、
『間違いを信じてきた自分』
という事実で自分が傷付く事を恐れ、
『間違いを指摘してきた人間は、自分を攻撃してきた人間』
だと本能が反応し、とても攻撃的になる)