モラトリアム機動隊と王の仕事

『我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ』  攻殻機動隊

人間はそれを『民主主義』と呼んでいるが、
人間はいつまでたっても子供のままで、

『誰かに決めてほしい。誰かが考えればいい。誰かが責任を取ればいい』

からなかなか卒業出来ない。

思考と責任を放棄した人間が集まり多数決を取っても、
それは民主主義ごっこをしているだけ。(衆愚政治)

医者のまねごとでは病気や怪我を治せないように、
自己満足では問題を解決することは出来ない。

自己満足とは自分しか見ていない状態。
当然、見てもいない問題は解けない。

 

知能の低い人間は『愚民の王』になりたがるが、
愚民の頂点に立つことは『王の仕事』ではない。

愚民の頂点に立った所で、愚民は愚民のままだからだ。

王の仕事とは『全ての人間を王にする事』。

愚民を
『自分で考え、自分で責任を取れる、自立した人間』
にする事だ。

しかし知能が低いと、それ自体が実行できず、
愚民の知能レベルが上がると、自分が埋もれてしまい、
ボス猿にならなければならないという猿の本能を満たす事が出来ない。

だから今までの王達は愚民の王でしかなかった訳だ。