怒り

怒りを相手にぶつける事を無意味に感じるのは当たり前。

『怒り』というものは誰かからもたらされるものではなく、
自分自身の無能さから生まれるものだから。

全ての怒りは自分に向ける改善エネルギーであり、
他者に向けた所で自分は成長出来ないのだから意味が無い。

自分は変わらずに世界に変われと主張しても、
それは祈りや願いと同じで無意味。

まず自分を変える事で、
世界に影響を与えるだけの行動を選択しなければならない。

目の前の鉛筆に動けと念じても無意味。
動かない(思い通りにならない)からといって怒鳴り散らしても意味など無い。
自分の手で動かすしかない。

怒りはその手を動かす為のエネルギー(理由)に過ぎない。

人間は鉛筆で文字を書き、猿は鉛筆をへし折る。