夢を見せているつもりで、実は夢を破壊している、偽りの成功者達

その仕事の品質の高さに対する満足度が低くなる程、
その仕事に対する要求報酬は高くなる。

( 楽しくない仕事を高品質でやる程、
 つまらない仕事を頑張った対価が欲しくなってしまう)

嫌な仕事を嫌々やって、金を手に入れ、
その不満を埋める為に、(他人や自分に) 贅沢三昧の生活を見せる。

それは夢を見せているのではなく、
絶望と無力感をばらまいているだけ。

仕事や人生はつまらないものだと。


(犬猫がそうであるように、
 人間もとても知能の低い動物で、
 視野が狭く、
 自分単位でしか思考出来ないので)

ほとんどの人間は仕事というものを
『自分が金を手に入れる為の作業』
だと思っているが

仕事の本質は
『社会を運営していく為に個々がこなさなければならない役割』

報酬はその役割を果たす為の維持費用に過ぎない。

(人間はとても社会に依存した動物で、
 社会から離れて生きていく事は非常に困難な上、
 その個体は子孫を残せない)


社会に依存しなければ生きられない人間が、
本来、考えるべき事は
『どうやって金を手に入れるのか?』
『手に入れた金をどうやって快楽に変換するのか?』

ではなく
『どんな社会にしたいのか?』

どんなに金を手に入れても
社会が崩壊してしまえば何の意味も無くなってしまう。


『金を手に入れる快楽・金を使う快楽』は、
ジャンクフードや麻薬の快楽と同じで、
それ以外の感覚を鈍感にしてしまい、
それ以外のものに無関心になってしまい、

自分が主体ではなく、
快楽が主体になってしまう。

快楽の行動原理だけが残り、
それ以外の行動理念は失われる。