フィクションという毒

人間社会に蔓延するフィクションという毒。

『凡人が努力しても無駄』

『民衆が団結しても社会は変えられない』

『権力に逆らうと叩き潰される』

『悪を見て見ぬふりをして
 堪え忍んでいれば救世主があらわれ助けてくれる』

ヒーロー(救世主)という金儲け。

それは努力したくない凡人達の願望であり
支配を存続させたい体制側にとっても都合が良い夢(嘘)。

その毒は
人間から意欲を削ぎ落とし
徐々に社会を弱体化させていく。


一昔前まで麻薬類が神の薬(万能薬)と
もてはやされていたように
フィクションもまた『社会を治す薬』であるかのように
信奉されてしまっている。

その害悪に気付いている人間はほとんどいない。