堕落⑦ 無差別に否定する人々

努力をした事がない人間は、他人の努力が理解出来ない。
努力をしていないから、何も持っていない。
持っていないから、持っている人間を妬み僻む。

『妬み・僻み (劣等感・無力感)』という負担となる感情が、
『自分の無能さ』から生まれているという事実から目を背け、
幼稚な人間は自責ではなく他責で問題を解決しようとし、
自分は変えずに、
自分の中に『劣等感・無力感』を生み出す相手を攻撃してしまう。

知能の低い人間は『誰かを攻撃する快楽』に簡単に支配され、
目につく自分より弱い者を探しては攻撃を繰り返す。

『批判する事 (快楽を得る事)』が目的の人間は、
目の前に来たものに反射的に吠えてしまう臆病な犬の様に
『自分が理解出来ていない真実』にも攻撃をしてしまい、

一度攻撃をしてしまうと、
『悪を裁いている正義の自分』が、実は
『ストレス発散の為に弱い者いじめをしているだけの悪の自分』
という事実からダメージを負ってしまう事を恐れ、
自己保身の為に攻撃をし続ける事になってしまう。