無能な人間は有能な人間を許さない。
自分より有能な人間が増えると、
自分のバナナの取り分が減り、
自分の生存確率が下がってしまう。
『勉強するな』
『努力するな』
『考えるな』
『女や身分の低い人間は賢くならなくていい』
などもコレの一種。
人間の思考・行動には全て理由がある。
しかし知能が低いと、
本能の奴隷として動物的生き方しか出来ず、
理由(本能)を見る事が出来ない。
『動物的価値観』で世界(人間社会)を見た場合、
有能な人間が増えると、
相対的に自分の順位が下がり、
生存確率が低くなる様に見える。
現実には、
(人間社会の場合)
有能な人間が増えると、
社会全体が豊かになり、
その分、社会は寛容になり、
能力の低い人間も生きやすくなる。
しかし知能の低い人間は、
動物的な単純思考しか出来ず、
(長期的・全体的な思考が出来ず)
自分の順位が下がる事を極度に恐れてしまう。
自分より優れた人間を育てず、
自分より優れた人間に対しては、
妬み僻み、足を引っ張り引きずり落とし、
社会を劣化させ、
猿の社会に戻そうとしてしまう。
そしてその事を自覚出来ず、
誰かの責任にして社会に不満ばかり訴え、
『自分は何て不幸なのか』
と怠惰の為の言い訳をしながら、
堕落の快楽に酔いしれる。