堕落① 無能な人間は有能な人間を許さない

無能な人間は有能な人間を許さない。

自分より有能な人間が増えると、
自分のバナナの取り分が減り、
自分の生存確率が下がってしまう。

『勉強するな』
『努力するな』
『考えるな』

『女や身分の低い人間は賢くならなくていい』
などもコレの一種。

人間の思考・行動には全て理由がある。

しかし知能が低いと、
本能の奴隷として動物的生き方しか出来ず、
理由(本能)を見る事が出来ない。


『動物的価値観』で世界(人間社会)を見た場合、
有能な人間が増えると、
相対的に自分の順位が下がり、
生存確率が低くなる様に見える。

現実には、
(人間社会の場合)
有能な人間が増えると、
社会全体が豊かになり、
その分、社会は寛容になり、
能力の低い人間も生きやすくなる。

しかし知能の低い人間は、
動物的な単純思考しか出来ず、
(長期的・全体的な思考が出来ず)
自分の順位が下がる事を極度に恐れてしまう。


自分より優れた人間を育てず、
自分より優れた人間に対しては、
妬み僻み、足を引っ張り引きずり落とし、
社会を劣化させ、
猿の社会に戻そうとしてしまう。

そしてその事を自覚出来ず、
誰かの責任にして社会に不満ばかり訴え、
『自分は何て不幸なのか』
と怠惰の為の言い訳をしながら、
堕落の快楽に酔いしれる。