人間は『他人の不幸』が大好物?

他人の失敗を嬉しいと感じてしまう人間は、
やらなければならない事から逃げている人間。
(何かが終わったとはしゃいでいる人間はこれ)


例えば、
自分が生きている場所が食べ物がどんどん少なくなり、
後数年で住めなくなってしまう。

生きる為にはそこから移動しなければならない。

しかし周りは地雷原で、そこらじゅうに地雷が埋まっている。

地雷原はリスクはあるが、そこかしこに食べ物が存在する。

半数の人間は食べ物を求めて出発し、半数は地雷を恐れてとどまる。

出発しなかった人間は、出発し食べ物を得た人間を羨み妬むか、称賛する。


出発した人間の何人かは地雷を踏んでしまい痛い目にあう。

『出発した人間』はそれを見て、明日は我が身と気を引き締める。

対して『出発しなかった人間』は、地雷を踏んでしまった人間を見て、

出発しなくて良かったと自分を慰め正当化し、食べ物が無くなる恐怖を誤魔化す。


(出発した人間の中でも、先頭を進む人間と、その後を付いていく人間に別れる。
 先頭を進む人間はリスクは高いが、メリットも大きく、
 後を付いていく人間はリスクは低いが、メリットも少ない)